使いきる

Daily Life

Amazonからのオススメで出てきて気になり、Kindleだとお安かったこともあり購入しました。

使いきる。
有元葉子さんのこの言葉と考え方が私にはしっくりきた。これだ!って感じ。
片付けジャンルで言うとミニマリスト、こんまりさんのときめくものだけ…や断捨離が有名な気がします。
ただ私には何だかスッと入ってこないなぁと長年感じていました。内容を少しだけ下記に。

断捨離という言葉が一時期流行りました。あれは、いらないものを捨てると同時に、外から入ってくるものをなるべく減らして、ものに執着しないで身軽に快適に生きるーということだと思うのですが、私はそれとは少し考え方が違う。 靴を一足買ったら、きちんと手入れをして(手入れをすること自体も楽しんで)、底が破れるまで履く。破れたら捨てる(捨てても惜しくないぐらい、使いきる)。
衣類でも寝具でも台所道具でもなんでも、自分に本当に合うものって、そんなに多くないです。その限られたものを最後までとことん使いきる。自分自身も同じ。自分を使いきって、人生にさよならするときは、笑って「はい、さようなら」って言いたいね、そう思っています。
こんな考え方で、ものと付き合おうとすれば……自然にものが淘汰されるはず。家の中が過剰なもので溢れることはないと思うのです。
家事にしろ、仕事にしろ、育児にしろ、人間関係にしろ、全部同じ。自分に与えられたものを大切にして、頭と心をよく使い、その環境なり縁なりを充分に使いきる。そうすれば自然に次へとステップアップできる。私はそう信じています。

 

私は本当に好きなお気に入りばかり囲まれて過ごしたいと思っている。視界に入る全てがお気に入りだなんて幸せじゃない?
だから正直お値段とかあまり関係なくて、惚れ込んだものは直感でちゃちゃっと買ってしまうことが多い。
そしてそれを日常使いする。服もバッグもジュエリーも使わないと意味がないもの。
普段使い出来ないなら買わないという、一応自分の中でルールはあります。多分ブログでも何回か書いてるはず。
そういうこともあってか、今回有元葉子さんのこの「使いきる」という言葉がしっくりきた。
エルメスのバッグもパールのリングも普段使いしています。
革製品もパールも夏は汗が気になるという人もいるけど使っちゃう。
お気に入り、惚れ込んで手に入れた子たちを使いきりたいからだと思う。

自分を使いきるという言葉がこれまたグッときた。
駐在帯同生活での初期のモヤモヤはこれだったのかなと。
せっかく大学出て会社に入って色々経験させてもらったのに駐在妻の専業主婦生活には活かせない。
専業主婦を見下してるとかそういう話ではなくて、自分を自分自身の経験を使いきれないことが嫌だった。
会社での仕事のように頭も使わないし、環境なり縁なりを充分に使いきれていなかったから。
だから駐在で期間限定なのは分かっていても、今なんて本業以外にご縁あって副業までやっちゃってるし😂
「自分を使いきる」という言葉が自分の気持ちにぴったりだった。
これからは使いきるの精神で生きていきたいと思います。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。