世界基準で夢をかなえる私の勉強法/北川智子

VANI'S NOTE

日本人会図書館でふと目に入り、何となく借りた本。
全然期待していなかったけど、子育てに役立てたいことが書いてあったので読書記録。いいなと思った部分を抜粋していきます。

◯自分と違う意見をおもしろがる先生についてく
またそれは、特に人間関係において、ある重要な発見にもつながった。私は、すばらしい先生や人というのは、こちらが間違えているところをどんなふうに正そうとしてくれるか、自分と違う考え方の過程を一緒に吟味してくれるか、そこで決まるな、と思うようなった。周りの人、特に年下の考え方を聞く、そこから自分の考えを客観的に見た上で、間違えの発端をつかんで正す、そんな勉強法の人が好きだと思うようになった。単にスマートなだけの人は多い。自分のコピーをつくりたがる教授ともたくさん出会った。そのような人たちは、自分と違う意見にやたら弱い。しかも異種のアイディアには決して…(省略)

 

そもそも勉強とは、基本的に自分のできることを伸ばしていくためのものである。できないことを無理して引っ張り上げようとするのは、ジャンプが得意でない人にバレーのアタッカーを任せたり、背が低い人にバスケットでダンクシュートをさせたりしようと考えるのと同じだ。自分の能力を責めたり悩んだりするより、「いいあきらめ方」をするほうがずっと大事だ。自分の強みと弱みを見極めて、その二つをどう調節していくか。強みを伸ばすことで自信を保っていくことこそが大切である。

➡︎典型的な日本の教育だと、できない部分を伸ばして全てをを平均レベルにすることを目標としている気がする。
でも本来は出来ること、強みを伸ばす勉強法の方が私はいいと思っている。特にこれからAIの時代になると特に。
私は息子の好きなこと、強みを伸ばす教育をやっていけたらと思ってる。
自分の目で見て頭で考え、人の意見を受け入れ、自分の考えを発信できる人になってくれたらいいな。

 

◯人生は、エンドレスにすばらしい
大学進学のためにバンクーバーを離れることが確定した。
卒業式では涙が止まらなかった。握っていた修士課程の卒業証書は、「バンクーバーとのお別れの時」を宣告する文書に見え、たまらなく悲しかった。(省略)
卒業式の後、ひとしきり泣くと、日本史の学部長の先生がメールい以前添えていた、英語とフランス語の混じった言葉を、ふと思い出した。今でもなぜその言葉が浮かんだのかまったく分からないが、そのフレーズが私を次の気流に乗せた。
Life is endlessly fascinating, n’est-ce pas?(人生ってエンドレスにすばらしい。そう思わない?)

 

◯私の勉強法7
どんな風にストレスから自分を解放するか。それが大学院入試準備と修士課程の論文書きの時期の課題だった。(省略)
私の場合は、いつも「あきらめ」に救われてきた。TOEFLの時もGREの時も、自分にできないことを素直に認めて、極力気にしないようにした。また、悩むかわりに、自分にできることに力を込めた。「頑張る」とか「背伸びする」とかせず、実力以上のキセキが起こる確率に賭けずに、着実に、できる分野のことに力を入れるようにした。
結局、苦しい時は、自分ができることをできるだけ、MAXまでやっていくのみなのだ。そうやってできないことに悩まずに、ポジティブにやっていくと、より健康的に、自分の能力を引き出せる。さらに、そうすることで、次につながるチャンスをも引き寄せられるのだと思う。(省略)
☆「できないこと」は素直に認めて背伸びしない
☆試験でストレスを感じないよう、マインド・コントロール
☆弱点に悩むのではなく、自分の強みをとことん伸ばす
☆慣れた環境から飛び出す勇気を持つ
☆人生は、エンドレスにすばらしい!

 

◯どんな約束にコミットして生きるのか
約束はいろんな形をとる。友人の待ち合わせも約束だ。結婚もビジネスも、約束に基づいて何事も進む。どんな約束をして、どのようにそれを遂行していくのか。それは時に表に出ないところで息づき、時に明確に現れる。人生の大事なことだと思う。
約束は、人の「raison d’être(存在理由)」だと、いつも思っている。だから私は、いつも約束に対してとても慎重になる。どんな約束にコミットしていくのか。その約束が重要であればあるほど、自分の時間の使い方が制限される。いつの日からか、どんなことを「やる」と決めるのかが、私にとって、最重要事項になった。

 

◯私の勉強法14
勉強とは、つまるところ、経験の意味を深め、約束を果たすために大事なツール。そして全人格を形づくるもの。一生続くマラソンだ。
そして、勉強の成果とは、自分が社会に伝えたいメッセージなのだと思う。学ぶ人はみな、どんな分野でも、現状からよりよい未来へ、有用に使える知識の生産を行なっているのだと思う。(省略)
こだわってきたのは、どんな時も、自分らしさを忘れず、のんびりのびのびとご機嫌でいること。ハッピーな気持ちを保つこと。スポーツで実力を発揮するためには、イメージトレーニングや、ある種のマインド・コントロールがきくというが、私はもっと単純に、「平常心でプロジェクトをこなすこと」を習慣づけた。いらだちやストレスがある時は、もやもや解消のためのアンガー・マネジメントとして、趣味のピアノやスケートを使った。好きなことをしてストレス発散をするように心がけた。
世の中には英語の勉強法をはじめ多くのマニュアルがあるが、グローバルな環境で成功して勉強することは、そんなマニュアルでなんとかなるものではない。ルールを守るよりも、型の破り方を知ること。そして友人の助言を受けとめ、自分らしさを最優先すること。ぶれない強さを持って試行錯誤を続けるうちに、私は自分に合った勉強法を見つけた。(省略)
☆目の前のことに全力を尽くせば次のステージが見えてくる
☆大事な人との約束は、人生の重要な道しるべ
☆人と競わず、自分のために勉強する
☆のんびりのびのび、そしていつもMAXの力を発揮する
☆勉強は一生続くマラソン

➡︎少し違うかもしれないけど、正しくルールを破るためには一度ルールに従う必要があると私は思っている。
最初から否定したって、相手は納得しない。全力で抵抗してくるだけで、こちらも無駄な時間と労力を使う。
だから一度ルールに従った上で、物事の矛盾を提示し相手を納得させてルールを変えるべき。
ぶれない信念を持って、「素直に人の意見を聞く」ことも大事。

◯あとがき
母は、誰よりも明るく、趣味多彩な人物である。子供の私に対して、指導よりは相談に徹してくれた。進む方向は私に自由に決めさせ、失敗した時のために、いつもセーフティ・ネットをこしらえておいてくれた。どんなに忙しくても、幾つかの趣味を続け、仕事以外の場所でも自分を磨き、いつも広く社会を見渡すというスタンスを教えてくれた。忙しさに負けずに、物事を大きくとらえ、何事にも楽しんで向かっていく姿勢は、本当にすばらしいと思う。

➡︎私も息子にとってそんな存在でありたいなと思った。

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